看護受験 国語 勉強法:読解スキルを武器に合格を掴む
国語担当講師:吉崎 崇史
なぜ国語の成績は伸び悩むのか?
看護受験 国語 勉強法において、多くの受験生が「やり方」に悩みます。
まず、暗記だけで乗り切ろうとするのは危険です。
なぜなら、課題文が変われば必要な知識も変化するからです。
したがって、初見の問題に対応できる「思考の軸」を作りましょう。
受験国語に求められる「コミュニケーション能力」
不特定多数の相手と意思疎通する力
受験国語とは、顔も知らない相手と意思疎通する能力を指します。
具体的には、多数の人間に対して発せられた表現を読み解く力です。
そのため、普段から身の回りの日本語を検討する習慣が望ましいです。
例えば、新聞や広告の表現を自分なりに言い換えてみましょう。
言葉は「誰に対するものか」が極めて重要です。
ゆえに、相手に合わせた適切な表現を意識してください。
その結果、読解に対する不安が解消されていきます。
あわせて、当校の基礎国語コースも参考にしてください。
過去問で学ぶ:文脈から正解を導くプロセス
事実関係を時系列で整理する重要性
教材として、平成24年度センター試験の井伏鱒二「たま虫を見る」を用います。
まず、「浅慮を全く嘲笑した」の本文中の意味を考えましょう。
ここで、辞書的な意味ではなく前後の文脈が重要になります。
したがって、事実関係を時系列で整理するのが正解への近道です。
具体的には、選択肢をこの時系列に当てはめてみましょう。
例えば、③は「暴力→嘲笑」の順になっており、事実と逆です。
ゆえに、こうした「ひっかけ」を丁寧に取り除く必要があります。
漢字の構成から未知の語句を推測する技術
「浅」と「慮」のイメージを分解する
正答の候補が①「短絡的な考え」と②「卑怯なもくろみ」に残りました。
ここで、「浅慮」という語を分解して考えてみます。
具体的には、「浅」は「浅はか」という程度を表す漢字です。
また、「慮」は「考慮」のように思考を指す漢字です。
したがって、これらを合わせれば「短絡的な考え」と導き出せます。
たとえ、語句の意味を知らなくても推論でカバーできるのです。
その結果、暗記に頼らない「考える力」が身につきます。
なお、国語施策については文化庁の資料も参考になります。
暗記ではなく「考えるトレーニング」を
本質的な「使いこなし方」が勝負を決める
入試現代文では、与えられた資料をフル活用することが求められます。
ゆえに、知識の量よりも「使いこなし方」が勝負です。
具体的には、本文の根拠を一つずつ確認する練習を重ねましょう。
最後に、このトレーニングこそが合格への最短ルートとなります。