大阪医療センター附属看護学校
社会人入試で第一志望校に合格
私は社会人生活を経て看護師を目指すようになりました。高校を卒業し、学業から12年間遠ざかっておりましたので勉強についていけるのかが不安であり、同時に、勉強に対する苦手意識を強く持っていました。そのような状況にありながらも無事に社会人入試で第一志望校に合格することが出来たのは、一から丁寧に指導して下さったトライアルゼミの先生方のおかげです。
トライアルゼミでは中学校範囲までさかのぼって基礎から学習することが出来ました。重要項目が限定的に示されたメリハリのある授業を受け、合格に近づいている実感を得る日々を過ごせました。また、私は自習室を活用させて頂いたのですが、先生が私自身に合った課題を設定し、具体的な行動プランを立てて下さりました。それを信じて受験と向き合うことで、目標が明確になり、それが行動意欲に繋がり、今やるべきことが見えやすくなりました。その結果、効率的に点数アップに繋がる学習が出来ました。そして、勉強する楽しさも知りました。さらに、トライアルゼミには社会人経験者も多く、孤独感に苛まれることなく勉強に励め、このような環境だからこそ、勉強から遠ざかっていた私でも合格出来たのだと思います。
国語
トライアルゼミに入るまでの私にとっての国語は、好きな科目でありながらも、なかなか点数に結びつかず、行き詰まりを覚えていた科目でもありました。そのような状況を突破出来たのは、文章の見方を変えて下さった吉崎先生のおかげです。それまでの私は、表面的な解釈や形にとらわれ、全体像をぼんやり把握することしか出来ず、テスト時間内に解き終わらないことも多くありました。しかし、「文を読むということは、本来、どういうことなのか」を示して頂き、以前の読み方から一変しました。授業を重ねるにつれ、指示語の読み方、作者の表現意図を理解出来るようになり、それに応じて正答率も上がり、得意科目になりました。
英語
トライアルゼミの英語は、中学校から高校までの知識を単に詰め込むような学習ではなく、基礎を大切にして、基礎の構築をしっかりと出来る学習でした。初めは「簡単過ぎる」と思っていたようなことでも、後で確認すると意外と理解していなかったりします。鈴木先生には、頻出・重要表現などのポイントはもちろんのこと、英単語の成り立ちまでも簡潔に分かり易く教えて頂きました。また、苦手分野の自習法を一緒に考えて下さり、二人三脚で乗り越えることが出来ました。私が受けてきた学校教育とは異なり、「私がどのようなミスをする傾向にあるのか」を示し、解答の仕方や悪い癖を修正して下さりました。その結果、断片的なものに過ぎなかった知識が繋がるようになり、同じミスを繰り返さないようになりました。鈴木先生の授業は入試本番で非常に役立ちました。
小論文
トライアルゼミで行われた最初の小論文テストでは、文章の構成を無視し、自身の考えを単に並べただけの「何を伝えようとしているのかが分からない答案」を書いてしまっていました。このような私が入試をクリアできたのは、吉崎先生から重要ポイントやルールがあることを教わったからです。また、受験校の傾向に沿ったテーマで練習することも出来、不自然な表現も細かく指摘してもらい、自分自身でもそれに気づけるようになりました。実際の試験を想定し、細かな時間配分も示して下さり、不安要素を取り除きながら練習を継続出来ました。
面接
トライアルゼミの面接対策は、面接官の手持ち資料である願書作成のアドバイスから始まりました。その際、自分を飾る必要はなく、そのままの自分を分かり易く伝えることが大事だと教わりました。また、話す内容を事前に作って完全に暗記してしまいがちですが、それでは不十分だとも教わり、想定していない質問に対処するためのトレーニングを重ねました。自信がつくまで何度も練習に付き合って下さり、徐々に自身の内面を適切に伝える力がついてきたと実感することが出来ました。入試本番では緊張しましたが、その状況下でも自然な受け答えが出来たのはトライアルゼミでの面接対策のおかげです。
最後に
トライアルゼミで経験したことは、これからの看護学校での学習はもちろん、看護師になってからの勉強にも生きてくると確信しております。ありがとうございました。